珈琲が大好きです。
でも、日本茶が無性に飲みたくなる時があります。
中学生の頃、少し茶道をたしなみました。ちなみにお嬢さんではありません。
抹茶は日本のスーパーフードです。
最近、また抹茶を飲み始めました。
和室で座って抹茶を立てるなんて難しいお作法などなしで、気軽にキッチンで立てダイニングテーブルでいただいています。
手軽に時々抹茶、始めました。
目次
抹茶って何?粉末の緑茶との違いは?
抹茶も粉末緑茶も同じ日本茶です。
では違いはな~に?ってなりますよね。
育て方や製法・加工法です。それによって原料となる茶葉の種類が異なります。
抹茶は碾茶(てんちゃ)から作られる
抹茶の原料茶葉は碾茶(てんちゃ)です。碾茶は強い日差しが当たらないようにして、手間ひまかけて作られます。
- よしず棚などで茶畑を覆い、強い日差しが当たらないようにして育てます。
- 摘み取った茶葉を蒸して乾燥させます。
- 石臼などで挽いて粉末状にします。
抹茶は煎茶などと比べて出来上がるまでに時間と手間がかかります。その分値段も高くなります。
粉末の緑茶は煎茶から作られる
粉末の緑茶は、煎茶を粉にしたものです。煎茶は日差しを遮ることなく普通に太陽を浴びて育った茶葉です。
- 日差しを遮らないで普通に太陽の下で育てます。
- 摘み取った茶葉を蒸して乾燥させます。
- 機械で細かく粉末にします。
抹茶に比べ時間と手間がかからない分、価格を抑えることができます。
抹茶にはテアニン、粉末緑茶にはカテキンが多い
抹茶は日差しを遮って育てた茶葉から作られるので、お茶の甘みや旨み成分のテアニンが多く含まれます。
粉末緑茶(煎茶)は、日差しをいっぱい浴びて育った茶葉から作られるので、カテキンが多く含まれます。従って、渋みが強くなります。
もちろん、抹茶にもたくさんのカテキンが含まれていますが、粉末緑茶の方がカテキンの量は多いです。
テアニンとは
アミノ酸の一種で、お茶の甘みや旨み成分です。リラックス効果があり、現代人の睡眠の悩みや、ストレス改善に有効で、うつなどの症状や認知症にも効果的なことが分かってきました。
引用元:特選街web
その他にも、抹茶、煎茶ともに食物繊維、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養素が含まれています。
ビタミンCは熱に弱く、加熱すると失われてしまいますが、抹茶や煎茶に含まれるビタミンCは熱に強いという性質を持っています。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける重要な栄養素ですから、女性には大変ありがたいですね。
抹茶の立て方
抹茶茶碗にお湯を注ぎ、茶せんを湿らせる
抹茶茶碗に白湯を注ぎ、茶碗を温めると同時に、茶せんの穂先を湿らせます。理由は、乾いたままの茶せんで抹茶を立てると、茶せんが痛んでしまうからです。
この白湯は捨てます。
抹茶を入れる
白湯を捨てたら、抹茶を入れます。茶杓(ちゃしゃく)1杯半~2杯くらい、あるいはティースプーン1杯程度が適量です。お好みで量は調整してください。
お湯を注ぎ抹茶を立てる
入れるお湯の温度は70~80℃くらいが適温です。
- 器の1/4程度のお湯を入れる。
- 茶せんでMの字を描くように、前後に茶せんを動かす。
- 最後に”の”の字を描くように茶せんを回し、上に引き上げる。
出来上がりです。
美味しいお菓子と一緒に頂きます。和菓子もいいですし、ケーキにも合います。
気軽にお抹茶、はまってます。
リラックス効果のあるテアニンや抗酸化作用のあるカテキン、コラーゲンの生成にかかせないビタミンCなど美容にいい成分が豊富に含まれた抹茶で、ちょっと一服素敵な時間です。