肌が老化する原因とは~原因が分かれば対処できる

エイジング対策あれもこれもしたいけど、美容に使えるお金は限られています。

50代になると、一気にきた~っていう感じになるので(笑)、まずは肌老化の仕組みを知って、日々気を付けることが必要かなと思います。

肌が老化する原因は大きく5つ

1. ターンオーバーが乱れることによる肌の乾燥

2. 増えすぎた活性酸素による肌の酸化

3. 過剰摂取な糖分が引き起こす肌の糖化

4. 紫外線による光老化

5. 皮膚の菲薄化(ひはくか)

ターンオーバーが乱れることによる肌の乾燥

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の三層から成り立っています。生まれ変わるのは、基底層という部分です。

ここで作られた新しい細胞が表面に押し出されて、角化細胞(垢)として自然に剥がれ落ちるまでのサイクルがターンオーバーです。

ターンオーバーの周期は約28日ですが、これは20代の若い肌の場合です。

加齢とともに女性ホルモンが減少したり、ストレス、睡眠不足、オーバーワークによる生活習慣の乱れなどが原因で、肌の再生サイクルがうまくいかなくなり、ターンオーバーが乱れてきます。

ターンオーバーが乱れると、生まれ変わるべき表皮が生まれ変わらない、つまり角化細胞(垢)がそのまま残ってしまうので、肌の透明感が失われ、バランスが乱れて肌を乾燥させてしまいます。

増え過ぎた活性酸素による肌の酸化

ストレスや睡眠不足、飲酒や喫煙、過度の運動、添加物の多い食生活、紫外線によって活性酸素が発生します。

活性酸素は元来、体内に入ってきた細菌やウィルスを撃退する作用がありますが、増えすぎると正常な細胞まで攻撃してしまいます

その結果、細胞が傷つき、新陳代謝がうまくいかなくなり、皮膚を老化させてしまいます。

過剰摂取な糖分が引き起こす肌の糖化

甘いものや炭水化物の摂り過ぎによって余った糖分は、タンパク質と結合してAGE(終末糖化産物)という老化物質を生成します。
もう少し詳しく説明しますと、

AGEは、糖質とタンパク質が加熱されてできた物質です。
糖質+タンパク質+体温の熱でAGEが生成されます。

小麦粉に砂糖や卵、牛乳を混ぜて焼くと、こんがりとした焼き色がつきます。ホットケーキの焼き色は、材料に含まれる糖質とタンパク質が加熱されできたもの。これと同じことが肌の内側でも起こるということです。

肌で糖化が起こると、コラーゲンが減少、肌の弾力が失われ、くすみの原因になります。

紫外線による光老化

肌老化の原因の80%は光老化と言われています。

光老化とは紫外線を浴びることによって起こる現象です。
紫外線は大きくUV-A、UV-B2つに分けられます。

UV-Aは波長が長く、窓ガラスも通り抜けてしまうため、UV-Bよりも注意が必要です。肌の真皮にまで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊し、シミやたるみの原因を作ります。
長い時間をかけて肌の深部から弾力を奪っていきます。

UV-Bは表皮のメラニン細胞を活性化させ、日焼けやシミ、くすみの原因になります。

紫外線は目からも吸収される 紫外線は目からも吸収されます。
脳は、目から光の一種であるUVが目に入ると、強い紫外線が入ってきたと判断し、その紫外線から肌を守ろうと、肌にメラニン色素を出すよう指示します。
メラニン色素は、肌を黒くさせる原因となりますから、目から吸収された紫外線によって日焼けが起きるという仕組みになるのです。

紫外線による光老化が最も活性酸素を増やし、肌ダメージを引き起こす原因となります。

皮膚の菲薄化(ひはくか)

菲薄化とは、角質層や真皮層が薄くなって炎症を起こしてしまうことです。つまり、皮膚が薄くなって弱よわしくなってしまう状態のことです。

菲薄化を起こす原因は3つあります

  1. 加齢によるコラーゲン、エラスチン量の減少
  2. 加齢による女性ホルモン(エストロゲン)の減少
  3. 摩擦により皮膚が薄くなる
    ピーリングの頻度が多かったり、ゴシゴシと洗顔したりすることにより、お肌に必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥を引き起こします。乾燥することにより、菲薄化が進行します。
菲薄化はシワ、たるみ、くすみの原因になる他、皮膚のバリア機能を低下させて炎症を起こし感染症にかかりやすくなるという問題も引き起こします。

まとめ

肌老化に大きく関わる活性酸素

お肌の老化の原因となる5の要素の中で、最も老化を進めてしまうのが、光老化です。

紫外線は大量の活性酸素を発生させます。

またストレスや睡眠不足、食生活が引き金となる生活習慣の乱れも活性酸素を生み、肌を酸化させてしまう原因になります。

シミやくすみ、たるみの原因となる最も大きな要因が活性酸素です。

紫外線は一年中降り注いでいます。帽子をかぶる、日焼け止めを塗るなどの対策は一年を通して必要です。
また、上手にストレスを発散させたり、十分な睡眠をとる、食生活を見直すなどして活性酸素をため込まないようにしていきましょう。

甘いものの食べ過ぎは肌がくすむ原因になる

甘いものやお酒、炭水化物の摂りすぎによって中性脂肪が増え、様々な身体の弊害を生むことはよく知られていることと思います。

さらに、糖分や炭水化物は肌の糖化を招きます。これはくすみの原因になります。

炭水化物ダイエットが一時期流行しましたが、炭水化物の摂取量が少なすぎるのも問題ありと最近では言われるようになりました。摂り過ぎは良くないですが、ほどほどが望ましいですね。

スイーツ好き、お酒好きにとっては耳が痛い話ですが、なるべく低糖質のものを摂り入れるように心がけたいですね。

必要以上に肌をゴシゴシしないことが重要

加齢によるコラーゲンやエラスチン、女性ホルモンの減少は、肌を薄くする原因となります。

そしてまた、洗顔やお化粧などで女性は一日に何度も顔を触ります。必要以上に擦ることにより肌が乾燥し、 角質層や真皮層が薄くなります。

菲薄化(ひはくか)は、シワ、たるみ、くすみの原因となる他、肌のバリア機能を低下させる原因にもなります。従って、洗顔は必要以上にゴシゴシせず、日頃から十分な保湿を心がけることが大切です。

日常の心がけが大切

加齢は避けて通れません。でも、日常のちょっとした心がけでエイジングケアできることはたくさんあります。

私はベランダにお洗濯ものを干す時は、一年中必ず帽子をかぶっています。紫外線が目からも吸収されるということを知ってからは、サングラスもかけるようにしています。

また、お酒はなるべく糖質offのものにする、料理やお菓子作りに白砂糖は使わないなど、ちょっとしたことを心がけています。

エイジングケア、楽しく頑張りましょう!

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