40代の初め、突然化粧品かぶれになり、治るまでに5年ほどかかりました。
一時期はお医者さんにアトピーだとも言われました。
いろいろなスキンケアやメイクを試しました。合わないものはたくさんありました。そして化粧品が合わない時に出る症状について自分なりに理解できました。
化粧かぶれはどのような経過をたどって回復したのかはここでは割愛しますが、私の経験から、こういう症状が出たら化粧品が合っていないのかもしれない、ということについてお話ししたいと思います。
目次
赤くなる、赤いブツブツが出る、痒くなる
化粧品をお肌につけてすぐに赤くなったり痒くなったりする場合は、その化粧品が合っていない証拠です。即座に洗顔して落としてください。被害が最小限で済みます。
また、即座に反応が出なくても、翌朝症状が出たり、何日か使用していくうちにだんだんと赤みや痒みが出てくることがあります。
よく新しい化粧品を使用する時は、パッチテストを上腕部の柔らかい部分でするようにと書いてありますが、48時間以内に症状が出ないので大丈夫と思い、使用していくうちに「あれ、おかしい。」と感じることが私は何度かありました。2週間くらいしてアレルギーの症状が出たこともあります。
敏感肌の方は特に注意してくださいね。
皮がむける、乾燥する
これもよくあることですね。
皮がむける時はたいてい痒みを伴うと思います。私は痒みを伴わずに皮だけむけるという症状もありました。
乾燥肌なので単に乾燥がひどいのかと思いスキンケアの量を増やして使い続け、症状がひどくなるということがありました。
今から思えば、20代、30代の頃もそういった経験がありました。
その時は何とかお肌の調子を整えようと、雑誌でも頻繁に取り上げられてたお値段の高い美容液を使ったりしましたが、改善しませんでした。
結局、化粧品があっていなかったんですね。無駄にお金を使ってしまいました。
白いポツポツ(コメド)が出る
私は合わない化粧品を使うと白いポツポツ(コメド)が出ることがあります。
痛くも痒くもありません。
私は花粉症なので、花粉の季節は毎年マスクをしています。その時季に頬によくプツプツと吹き出物が出ていたのは、マスクをずっとつけているからだと思っていました。
が、そうではなかったんです。ファンデーションが原因でした。その時季にのみ使っていたファンデーションが肌に合っていなかったんです。
現在、通年同じファンデーションを使用しており、マスクをしても吹き出物は出なくなりました。
唇の乾燥はリップクリームが原因の場合も
冬は唇も乾燥します。そんな時はたいていリップクリームを塗りますね。それでもなお乾燥して皮がむけたりする時は、リップクリームの成分が合っていないことも考えられます。
合わないリップクリームをどんどん塗り続けていくと、唇の両端が切れたりという症状も出てきます。
私はリップクリームの主成分であるワセリンにアレルギーがあることが後に判明しました。塗り続けて大変な目にあいました。
現在は、ワセリンを使用していないリップクリームを使っていますので、乾燥した季節でも何度も重ね塗りしなくてもうるおっています。皮がむけることはなくなりました。
首筋が痒くなるのはシャンプーやトリートメントが合わないのかもしれません
首筋から背中にかけて痒くなったり赤くなったり、ブツブツと吹き出物が出たりする時は、シャンプーやトリートメントが合わないのかもしれません。
また、そんな時は頭皮がとても乾燥します。
私は長年使用していたシャンプーやトリートメントも化粧かぶれを起こした時期とほぼ同時期に合わなくなり、自分に合ったものを見つけるまでにかなりの時間がかかりました。
合わないものを使った時は、上記のような症状に悩まされました。
まとめ
化粧かぶれは本当につらいです。当時、顔を見てはためいきが出ました。
でもボロボロだったお肌は今は回復し、とっても調子がいいです。
もし少しでもこれは合っていないのかも、と思ったら即座にやめてみてください。
翌日少しでも症状が治まっていれば、その化粧品は肌に合わないと言えると思います。